May 30, 2007

小森陽一、ニホン語に出会う小森陽一


この本いつ買ったんだろう?去年かな?忘れました。とりあえず、沖縄で買ったようです。本を買った理由は、友達(私の大学の友達)がこの本の作者小森さんが好きで、たまたま私が言語と関わるようなタイトルに引かれてたからです。

 それ以来、論文のせいで(またいろいろ口実があるんだけど、、、)とにかく、ずっと本棚に置かれていた。

 想像と違った本でした。この本は言語学習とかはあまり触れていなかったです。主に、小森さん自分の半生記みたいな感じでした。

 日本の「国語」と旧ソ連の「ロシア語」の授業の比較について、面白いと思った。自分の大変な”国語”学習時期のことを思い出した。(笑)

 日本の「国語」の時間で、教師が生徒に文章の段落分け、要約、主題発見とかそういうような作業をやらせるらしい。それに対して、ロシア語の授業で、生徒の仕事は暗記ということです。暗記して、表現力豊に発表することです。
 両方ともよく分かります。台湾では、小学校の”国語”の時間で、暗記することが多いです。必死に暗記して、豊な発表力を持たなくても、百パーセントを丸覚えることができたら、100点を取られる。それは高校生になっても、よくやらせることです。すごくいやだった。私はいつも百パーセント間違えないように発表できる人はおかしいと思った。多分、その青春時代に、暗記に脳神経が使いすぎせいで、今の記憶力はあまりよくない。一年前はよく小学校にバイトをやらせてもらった。それで、よく担任の先生から頼まれたことは生徒の暗記をチェックすることでした。すごく退屈で生徒がかわいそうに思ったけど、どうしても丸覚えのできない子がいるんだよ。大目に見たくても、他の生徒がいるから、何回もやり直さないといけないことになった。その子供は多分、これからの学習に”国語”に対して、あまり好きではないのではないかと思ってた.

中学生になって、”国語”の宿題に、小森さんと同じ要約などの作業をやらせるんだった。小森さんは「教科書ガイド」というものの存在は知らなかったようで、友人から教えてもらった。それに対して、私は小学校からずっと知ってた。しかも、いつも利用してる。文章要約の宿題に大変役に立てる欠かせない道具でした。それは学校に持っていかないものだから(没収される)、いつも放課後何人のクラスメートと一緒に”参考”しながら、宿題を完成する。

 また、夏名漱石の「吾輩は猫である」という文章??を少し紹介した。前から、ずっとこの名作を聞いてたけど、読んだことがない。読みたくもなかった。小森さんはこの本に書かれた猫の気持ちに賛同して、涙が出るくらいだった。私もちょっと読みたくなった。一体この猫はどんなことにあったのか、どんなバカなことをしたのかを読みたくなるんですね。

小森陽一(2000)。小森陽一、ニホン語に出会う小森陽一。東京:大修館。

他の紹介>>http://booklog.jp/asin/4469221511/via=jugem88

ヤーティンへ:もう借りれるよ!!貸します!!早く論文を終らせよう!!次は、”触発する言語”のやつにがんばります!!

No comments: